美術館レポート:山種美術館 奥村土牛展
- 内藤紅葉
- 2016年5月1日
- 読了時間: 3分
はじめまして!今回初コラムを書かせていただきます内藤です。
普段文章を書かないので読みにくいかもしれませんが、どうかお付き合いください~!
では早速。
ここ最近いくつかの展示を見に行ったのですが、その中でも私が一番気に入った展示、山種美術館で開催中の奥村土牛展をご紹介します!
山種美術館は恵比寿駅から10分程歩いたところにあります。
この美術館までの道がまたいいんですよね。今回行ったのが4月上旬頃だったのですが、途中ふと横の道を見てみたら桜の木が道沿いに並んでいてとてもきれいでした。去年の秋に行った時はちょうどいちょうの季節で、黄色の道をもふもふ歩いたなあ。
まあそんなこんなで歩いてると右側に見えます。
駅から少し離れた美術館は着くまでの時間も楽しめるのでおすすめです!
山種美術館は日本画専門の美術館です。
今年は開館50周年で、その記念第一弾として今回の奥村土牛展が開催されています。山種美術館は土牛作品を135品も所有しているそうで、もう全部見して~!って感じです…。
さて、実は私、土牛の絵は画集やテレビでしか見たことがなく、実物を見るのは今回が初めてでした。ドキドキです。
展示室に入るとまず「醍醐」というしだれ桜の絵が見えます。これがもう…たまりません。すっと力強く伸びた幹とふんわり咲いてこぼれ落ちそうな桜の花。華やかに咲いた桜が周りを包み込みながらもどこか静かで、土牛がこの一本の桜の木を見た時どう感じたのか、そのまま伝わってくるような感じがしました。土牛の絵はモチーフに対する愛情や感動が素直にすっと心に入ってきます。なんか、純粋ですよね。
…ちょっと熱くなってしまいました(笑)
ひとつひとつの作品に感想を書くと長くなってしまうので後は省きますが、他の作品も本当に素晴らしかったです。ずっと見たかった「醍醐」と「鳴門」が見れただけで大満足です…。なんといっても好きな作品が並んだ空間がとても心地良くて、展示作品数自体はそんなに多くないのですが、2時間以上居座ってしまいました。(迷惑!)
やっぱり絵は実物を見るに限りますね。実物の大きさで見ると感じ方が変わりますし、近づいてよく見てみると絵の具の厚みや筆跡が見えたりして面白いです。
でも家でぼんやり画集眺めるのも好きです(^o^)
話がそれてしまいましたが、奥村土牛展、とてもおすすめなのでぜひ皆さん行ってみてください!
5月22日までの開催で、入館料は一般1200円、大高生900円、中学生以下無料です。
私ももう一回行こうかと思っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
こんな感じで私のコラムは展覧会レポートが中心になってくるかと思います。今後もよろしくお願いします。
次回は誰だろな~。
以上、内藤でした!
Comments